首页美文小说洗脳をした喫茶店のイケメン店員が実は警察官だったことを知ってしまった話

洗脳をした喫茶店のイケメン店員が実は警察官だったことを知ってしまった話

そうだ、携帯落としてますよって降りる時に渡そうとしたけど、安室さんに抱き着かれてセックスのお誘いをされたから興奮で忘れてた。自分の上着を漁って携帯を出すと通知を知らせるように小さくライトが点灯していた。というか安室さん携帯二個持ちだったんだな。探偵業と分けてるのかなと思っていれば手に持っていた携帯がまた小さく震えてビックリしてそのまま床に落としてしまう。やばい、画面割れたりしてないか?と慌てて拾いあげる際に画面に触れてしまったようでスマホの通知画面が表示された。急に画面がついたから不可抗力で文字に目がいってしまい通知内容を見てしまうと俺は1つのメッセージが気になってしまった。

【例の男ですが特に怪しい所はありませんでした】

例の男?探偵の調査でもしてるのかな。

探偵の依頼内容は企業秘密って聞いた事があるし、これ以上は見てはいけないと自分に言い聞かせて携帯の画面を落としてそっと安室さんのスーツの胸ポケットに入れようとした時に内ポケットに何か固いものが入っていることに気付く。もしかして携帯を3つ持ってたりするのか?でもなんか携帯にしては横幅が広くて分厚いような?カードケースとか?あ、名刺入れかな。

何となく、気になってしまった俺は答えがなんなのかを知りたくて堪らなくなり、内ポケットを探って中身を引っ張り出した。

真っ黒なそれは携帯や名刺入れなんかではなくて、テレビとかで見たことがある

警察官が容疑者とかに突きつけて見せるあの。

『警察…手帳』

ズッシリと手の平に感じる重みがこれがおもちゃではないということを物語っていて、恐る恐る手帳を開くとそこには安室さんの顔写真と見知らぬ名前、そして大きく警部と書かれていた。

降谷零って…?というか警部って…

あまりにも衝撃的なことに理解が追いつかない。安室さんは本当は降谷零って名前で…それで警察官?偽名を使って何かを調べていた?

謎が深まる中で俺はあまり馴染みのない単語が気になり自分の携帯で調べてみれば、警部とは警察官の階級と出てきてしかも階級を確認してサァ…と顔から血の気が引いていく。

安室さんは本当は警察官だったんだ。

誰であろうとしてはいけないことだとは分かっているが【警察官を強姦した】と言えば更に事の重大さに気付き重くのしかかる。そして段々と【洗脳アプリ】も怪しく感じてくる。もしかして、あのアプリは仕組まれたもので、降谷さんはわざとかかった振りをしていた?いや、それは考えすぎだよなと思ったがさっき見た誰かからの身辺調査のような報告のメッセージが頭にチラついて、どんどん嫌な方向に考えが働いてしまう。

降谷さんは俺の事を疑っていて、洗脳されたフリをしながら探っていたとしたら

洗脳アプリを使った以外で悪いことなんてした覚えが一切なかったけど、人に疑われると自分でも分からないうちに悪いことをしてしまっていたのかもしれないと自分のことが信じられなくなっていった。

小心者の俺がそんな事に耐えられる訳がなくて俺は急いで服を着ると、降谷さんを起こさないように最低限の物をボストンバッグに詰め込むと急いで自宅を出た。

悪いことなんてしていないと胸を張って言えない。飛躍していく思考は止めることなんて出来ず、俺は逃げるように慣れ親しんだ米花町から離れていった。

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